霊芝エクソソームとは

霊芝エクソソームについて

霊芝小胞子免疫調節タンパク質

呼称:霊芝エクソソームとは?

Mushroom(菌類) でさまざまなキノコ、菌類からの X 遺伝子を発現させることは、MuXroom と呼ばれ、遺伝子解析が容易になった現在、世界中で創薬開発で盛んに研究されています。
このX遺伝子の発見で、当時、米ボストン大名誉教授、下村脩氏「オワンクラゲがなぜ光るのか」からの研究で、2008年ノーベル化学賞『緑色蛍光タンパクの発見と応用』受賞は、記憶の新しいところです。
下村先生の発見したタンパク質GFPは、現在、細胞内のプロセスやタンパク質の動態を観察し、理解するのに役立っています。
医療領域では、GFPを用いた診断法は、がん細胞の検出やウイルスの追跡など、医学的診断に応用されています。これにより、疾患の早期診断が可能になり、治療の効果を向上させるのに役立っています。
なぜ、菌類に着目したか、哺乳類の先祖でもあり、未知のポテンシャルがある

多数の分子情報をくらべて作られた系統樹です。近年の研究では,上の図のように,植物よりもキノコ(菌類)の方が,ヒト(動物)と近い関係、ある意味ご先祖さんと考えられています。

長きにわたって今より劣悪なでも菌類が生き残れたのは、生命存続に不可欠な「免疫調整、細胞再生」の遺伝子を保持していたからとも言えます。
しかし、私たち、末端の人類への進化の途中で、この生命存続免疫調整、細胞再生を促すタンパク質をつくる遺伝子を、進化のどこかの過程で、無くし、また別のより複雑な免疫システムを入れたと考えていいと思います。(開発者の台湾大学許瑞祥教授談)

ある、菌類研究者は、「人間がいなくても今の地球環境に影響しない、しかし、菌類がいなければ、今の地球環境はありえない。多分、他の惑星でも、生命発現で一番大事なのは菌類でしょう!!」
植物(木材)は,セルロース,ヘミセルロースおよびリグニンからなる難分解性のバイオマスですが、多くのきのこに含まれている担子菌門に分類される白色腐朽菌は,地球上で唯一木材を完全分解できる生物です。菌類の出す分解酵素(ペルオキシダーゼ)のおかげで、我々は、石炭をエネルギー利用できていると言えます。
遺伝子導入技術と異種タンパク質発現システムを使用して、異なる種の機能遺伝子を探し出し、最適な発現ベクターを構築し、それらをタンパク質生産に適切な宿主に形質転換します。さらに、一般的な栄養価に加えて、病気の予防と治療機能をさらに強化した薬用タンパク質を生産しました。

構造的にはヒト免疫グロブリンIgG抗体の前部の小さな胞子と非常によく似てます。IgGとは IgGは血液中にもっとも多く含まれている免疫グロブリンです。 IgGは細菌やウイルスと結合して無毒化し、体を守る働きがあります。 免疫グロブリンの約80%がこのIgGなので、免疫機能の主役級の働きをしているともいえます。
つまり、霊芝小胞子免疫調節タンパク質は、基本的に準新薬の開発のための条件を持っていると言えます。
ちなみに、下村先生の発見された、GFP(Green Fluorescent Protein)の分子量は約27 kDaであり、238のアミノ酸から構成されています。
タンパク質は、胃の中に入るとすぐに分解、消化されると誰しも考えられますが、この霊芝エクソソームは、高温、胃酸に強く、免疫グロブリンIgG抗体のフロントエンド機構と非常によく似ているため、胃酸に耐性を持ち、胃を通過して腸に到達します。
そして、腸内で、免疫系の調節や感染症の防御に貢献します。